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 これからの季節、レジャーなどの際に持ち歩く食品を傷みから守るとして、保冷バッグと共に欠かせないアイテムが「保冷剤」です。保冷剤は、ドライアイスと違い、温まる事でその保冷効力を失いますが、また凍らせる事で、繰り返し使用が可能です。

 保冷剤の中身は、99%水で、そのほかに、高吸水性樹脂・防腐剤・形状安定剤などで作られています。この保冷剤、買わずとも手作りできることをご存知ですか?ここでは、簡単な保冷剤の作り方をご紹介します。

 
用意するものは、ホウ砂小さじ1/3、水250cc、PVA洗濯のり50cc。

まず、水250ccのうちの200ccと、洗濯のりを容器に入れて混ぜます。
別の容器に、残りの水50ccにホウ砂を入れて混ぜあわせます。

こうして出来たホウ砂水溶液を、最初に作った水と洗濯のりを混ぜた容器に加えていきます。
 
再びよく混ぜると、どろどろとした粘りが出ますので、しっかりと粘りが出たら、チャックつきのポリ袋などに入れます。

中身が出てこないように、チャックを閉めたあと、口部分を何度か折り返して、セロハンテープなどで留めましょう。心配な方は、袋を2重か3重にするとより安心です。

あとは、使用するときまで、冷凍庫で保管しておくだけです。

 こんなにも簡単に、保冷剤は手作りできてしまいます。

 他には、ペットシーツを4つ折くらいにして、チャック付きの保存袋に入れ、水を入れてシーツに吸収させ、余分な水を捨ててからふたをし、冷凍庫で凍らせれば簡易保冷剤が出来上がります。ペットボトルに水を入れて凍らせるれば、保冷剤代わりになります。

 2Lのペットボトルを使えば、それだけの氷が融けるまでは相当時間がかかりますので、十分な保冷効果が期待できます。水滴が気になる方は、タオルで巻いておくと良いでしょう。ペットボトルで作る際は、ボトルの容量満タンにまで水を入れずに、少なめにしてくださいね。

 こうして手作りできる保冷剤ですが、やはり便利さと保冷能力を考えますと、販売されているものに比べると多少は落ちるかもしれません。

 保冷剤は、いろんなメーカーから販売されています。保冷剤メーカートップといわれているアイスジャパン、白元のアイスノン、保冷材専業のトライ・カンパニーなどが主なメーカーです。保冷剤にも価格帯が幅広く販売されていますが、安いものは保冷力が低かったり、使用中に破れやすかったりなど、不都合な面が目立ちます。

 長い使用を考えるのなら、多少高価でも、しっかりとしたものを購入したほうが、結果的には特になりますので、商品選びは慎重に。