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 アロエと名のつく商品は実にさまざまな種類で販売されています。ヨーグルトなどの食品や美容液やハンドクリームなど、食べてもよし塗ってもよしという感じです。茎が伸びて立ちあがることから名づけられたキダチアロエは「医者いらず」といわれ、薬草として古代エジプト時代から葉肉を食べたり、傷口に貼るという使い方などで愛用されてきました。

 キダチアロエを食した方ならわかると思いますが、あの独特の苦味を形成しているのはアロインという成分です。アロインには血圧を下げる効果や胃の活動を活発にして消化不良などの症状を軽減する効果、腸の活動をよくして便秘を解消するという効能もあるといわれています。

 バルバロインという成分も下剤効果により便秘に効果があります。

 アロエウルシンという成分は胃などの粘膜に作用して、組織の再形成を促す働きにより、潰瘍の治りを早める効果があるそうです。また、胃もたれ、胸やけにも有効で 更には火傷にも効果があります。

 300以上も種類があるアロエですが、アロエニンという成分はキダチアロエにしか含まれておらず、胃腸の調子を整えてくれる効果があるそうです。「医者いらず」といわれる所以もこのようなさまざまな成分による効能や効果から納得がいきます。

 手軽な方法としてキダチアロエ茶なども販売していますが、自分でキダチアロエを育ててみるというのも良いと思います。

 キダチアロエは育て方も簡単なようですので、一家に一鉢あると便利かもしれません。面倒な水やりも夏の間だけ毎日一回で、真冬は一切せず、春から秋の間は週に1回程度ということです。冬は寒さに弱いので、日の当たるところにおきます。切り口を十分に乾かした、親株の周辺から出で来る新しい苗を鉢に植えるとふやすことも可能なので長期間楽しめそうです。上手に育てると1メートルぐらいにもなるそうですよ。

 キダチアロエはトゲをとったら全部使えるので、食べ方としてはそれを蜂蜜やレモン汁などを入れてミキサーで作るアロエジュースなどは手軽そうですね。

 ですが、便秘に効くといわれているアロエなので、量に注意しないとお腹を壊すということです。少しずつ作り、自分にあった量を見極めるといいようです。りんごやグレープフルーツなどと一緒に焼酎につけてアロエ酒なども簡単にできますね。細く切ったりしてサラダにするという食べ方もあるようです。ほろ苦い味がなんともいえないようですよ。

 家で栽培していると、わざわざ買いにでかけなくても手軽に使えて食べられて、便秘まで解消されるとあれば女性にとってはとってもうれしい植物ですね。