ブログネタ
暮らしの雑貨 に参加中!
 七輪は、木炭や練炭などを燃料にして使う調理用の炉のことを言いますね。

 昔の道具の一つとして映画やドラマなどでも時々さんまを焼いたりして、煙がたくさん出ている場面がよく出てきたりします。

 では、どんな使い方をするのでしょう。七輪のことについて、いろいろ調べてみました。

 七輪には、木炭を入れて焼き網を乗せてその上で、魚などを焼いて使うというのが一般的です。

 木炭は、着火した後で七輪に入れるようです。焼き網ばかりでなく鍋を直接乗せて煮たり炊いたりという調理作業もできます。

 七輪の火の強さ、火力は、炭の量で調節もできますが、七輪の下の方にある風を入れる口、風口の開け閉めによって酸素の供給量を調節して火を強くしたり弱くしたりもできます。

 七輪などの昔の道具を使ったことのない人、ある意味では初心者と言える七輪をあまり使ったことのない人が気をつけなければならないことがいくつかあります。

 一番危険なことは、一酸化炭素中毒です。

 密閉された空間や、風通しの悪い場所では使わないようにしなければなりません。

 また、七輪は主に珪藻土という土でできているので、濡れると水を吸って崩れてしまいます。

 雨に濡らさないように保管しなければいけませんね。

 それに、土なので割れやすいということもありますから、落としたり硬いものにぶつけたりしないように取り扱わなければなりませんね。

 昔は、どこの家庭でも使っていた七輪ですが、ガスコンロの普及、そして電磁調理器の出現などによって徐々に姿を消していきましたが、最近では、焼肉などの炭火焼き用の調理器具として、また、ガスや電力が停止しまうような災害や緊急時用として見直されつつあります。

 特に災害用に七輪を準備したり備蓄品に取り入れる地域も多いようです。

 また、同時に燃料としての木炭自体が見直されているということも再び七輪が注目される原因の一つと言えます。木炭の使用が、森林伐採を防ぐ効果につながるということもあってそれを使う七輪が見直されているということですね。

 七輪は、その特徴として熱効率がとても良く赤外線の量が多い熱源と言えるので、燃料を節約できて、しかも熱を効率よく使えるので焼肉など焼くという調理に大変向いていると言えますね。

 それに炭火焼の料理が最近とても流行しているというのも七輪の復活につながっていますね。

 今の七輪は珪藻土を焼いて作られていますが、陶器の七輪もあります。

 その形は、円筒形のものが一般的ですが、最近では、長方形のものが普及しているということです。

 切り出し七輪と言って、昔からの方法で、珪藻土を切り出して削って作ったものは、高価ですが、一度は使ってみたいですね。